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活動内容紹介


PLASDOC協議会の2023年度の活動内容を紹介します。
2023年度のワーキング内容
Aグループ
(4名)
【テーマ名】特許調査・分析業務における生成系AIの評価と活用提案
 Chat GPTに代表される生成系AIの活用が、昨年末より急激に進んでおり、様々なケース・実務の場面において、活用が進んでいる。
本グループでは、各AIツールの仕様・特徴を理解し、特許調査・分析ツールでどれくらい使えるものか評価し、併せて、実務での具体的な活用の提案をすべく、ワーキングを進めた。
Bグループ
(4名)
【テーマ名】Derwent Innovation (DI)の機能、活用に関する考察
 DI は、これまでに、主として検索、解析を中心に検討が進められてきた。
今年度は視点を変えて、DI の活用の一環としての情報共有機能と、以前から取りざたされているDIの化学構造検索について考察する。
合わせて化学構造検索可能なツールとして、Clarivate Chemistry Research(CCR)についても取り上げる。
Cグループ
(5名)
【テーマ名】特許/非特許分析によるA社の開発戦略の提案
 本ワーキングでは、自分たちがA社社員と仮定し、特許/非特許情報を用いたIPランドスケープ分析からA社の開発戦略の提案を行うためには、
どのような切り口での分析を進めていけばよいかを議論し、検討を進めた。
この結果、非特許分析から競合製品の特長や開発動向を探り、特許分析から課題を分析することにより、開発戦略への提案に至ったので、報告する
Dグループ
(6名)
【テーマ名】エンドユーザー教育〜調査に役立つ要約作成のための手法の検討
 「発明内容の把握のために50文字で要約を作成しなさい」とはよく言われることであるが、どうしたらこの要約が上手に作れるかについての手引書はあまり見かけない。
そこで本ワーキングでは、発明の本質を的確に捉えるための手段としての「要約作成スキル」に着目し、研究者が適切な要約を作成できるようになるためにはどうしたらよいかを検討した。
また、そのようにして作成した要約の活用例を例示して要約作成スキルの有用性を紹介する。
Eグループ
(2名)
【テーマ名】特許ミクロ分析の効率化
 知財戦略を策定するうえで、自社・他社の特許分析が欠かせないが、
特許の分析には通常時間がかかる。
マクロ分析に関してはいくつかのツールや手法が存在し短時間での分析を可能とし得るツールも存在するが、ミクロ分析となると実際に人間が読み込んだうえで分類・体系化したうえで視覚化・マップ化を行う必要があり特に時間がかかる。
本チームでは特にミクロ分析を簡略化する手法やツールに関して調査し、どのようなツールが存在するか、どのような使い方が可能かを検討したので紹介する。